引きこもりですが、守ることだけは最強です!

「最近能力を使った事件が増えてるんだ。それに子供が巻き込まれても大丈夫なように、強化訓練をすることになったんだよ」

「そ、それって……」

「うん、ここに来ている人は強化訓練に参加しに来たんだ。……本当に何も聞いてないんだね」


私は混乱しながらも、なんとか話を聞く。

…あれ、でも待って?

私、別に訓練に参加しなくてもよかったんだけど……

疑問に思って、聞いてみる。


「あ、あの……私、強制的にここに来たんですけど……」

「そうなの?」

「はい……」


うなずくと、黄瀬くんは不思議そうな顔をした。

でもすぐに何か思いついたような顔をして、聞いてきた。


「もしかして、防御系の能力なのかな?」

「あっ、はい。そうです、結界を作れます」


それが何か関係あるのかな?

不思議に思いながらも、うなずく。

すると、黄瀬くんは納得したような笑顔で言った。


「防御系の能力を持っている人は少ないみたいでね、強制参加なんだ」

「そ、そうだったんですか……」