引きこもりですが、守ることだけは最強です!

「さっくん。あと一個乗り物乗ったら帰ろ?」

「……ああ。なら、観覧車でもいいか?」

「え? い、いいけど……」


か、観覧車って……いいのかな?

戸惑いながら、うなずく。

すると、さっくんは立ち上がって、私の手を引いて観覧車の方へ進んでいった。

観覧車……お手洗いで女の子たちが話してた通りなら、二人で乗ると結ばれる……みたいだけど。

さ、さっくんは知らないのかな……?

それとも、気にしてないの……?

いろいろ考えているうちに、観覧車の列についていた。

さっくんと列に並んで、順番を待つ。

人……特にカップルさんが多くて、順番が来るまでちょっと時間がかかりそうだ。

そう考えていると、近くのカップルさんの会話が聞こえてきた。


「一緒に観覧車に乗れるなんて嬉しいな」

「俺もだよ」


……ら、ラブラブだなぁ。

こっちが恥ずかしくなってくる……

でも、やっぱりカップルさんが多いのは結ばれる場所だからかな?

ドキドキしながら考えていると、順番が回ってきた。