せっかく長い長い休みが始まってこうして友人と楽しい時間を過ごしているのに、課題という壁があまりにも大きく高くて、気がめいってしまいそうになります。

特に今年の夏は父方の祖母が亡くなったことで両親は慌ただしく、家にいない日が増えていて私はひとりの時間を過ごすことが決まっています。

私がもっと子供だったら駄々をこねてでも遊びに連れて行ってもらったかもしれませんが、もうそこまで聞き分けのない子供でもありません。

結局こうして家の近い同級生と市立図書館でだらだら時間を潰しているのです。

「岡田さんはどんな研究をするの?」
「学校の七不思議を集めて見ようと思って」