制服を着たドアマンが入り口のガラス戸を開けてくれた。
入ると広々とした玄関ホールがあり、白と黒の大理石が市松模様に敷きつめられた床が艶を放つ。
目につく場所に『|ALL VISITORS MUST BE ANNOUNCED《来訪の方は必ずお伝え願います》』というプレートが重々しく立てられている。
奥にエレベーターがあり、その横にホテルのような受付が設けられコンシェルジュが監視、もとい迎えてくれるのだ。
えーっと彼の名前は…と思いながら「グッドアフタヌーン」と声をかけて、エレベーターに乗り込んだ。
毎日のことながら、なかなか慣れない。
ドアマンもコンシェルジュも二十四時間対応なので、それぞれ四、五人はいる。
初対面のときに「Hi I'm ⚪︎⚪︎」とか自己紹介と挨拶をするわけだけど。
アメリカで暮らしているとこの、初対面で相手のファーストネームを頭に刻みつけ、次からは友達のように名前を呼びながら会話をしなくてはいけない、というプレッシャーが付いてまわるのだ。
いつかナチュラルにできる日が来るんだろうか。
入ると広々とした玄関ホールがあり、白と黒の大理石が市松模様に敷きつめられた床が艶を放つ。
目につく場所に『|ALL VISITORS MUST BE ANNOUNCED《来訪の方は必ずお伝え願います》』というプレートが重々しく立てられている。
奥にエレベーターがあり、その横にホテルのような受付が設けられコンシェルジュが監視、もとい迎えてくれるのだ。
えーっと彼の名前は…と思いながら「グッドアフタヌーン」と声をかけて、エレベーターに乗り込んだ。
毎日のことながら、なかなか慣れない。
ドアマンもコンシェルジュも二十四時間対応なので、それぞれ四、五人はいる。
初対面のときに「Hi I'm ⚪︎⚪︎」とか自己紹介と挨拶をするわけだけど。
アメリカで暮らしているとこの、初対面で相手のファーストネームを頭に刻みつけ、次からは友達のように名前を呼びながら会話をしなくてはいけない、というプレッシャーが付いてまわるのだ。
いつかナチュラルにできる日が来るんだろうか。


![he said , she said[完結編]](https://www.no-ichigo.jp/img/book-cover/1737557-thumb.jpg?t=20250401005900)
![he said , she said[1話のみ]](https://www.no-ichigo.jp/img/book-cover/1740766-thumb.jpg?t=20250404023546)