ロゼット様があやまったのだ。
「あなたたちのことを傷つけない」
「許さなくていい」
とも言った。
僕は一瞬幻聴かと思った。
だが次の日からすぐ変化はわかった。
まず「ありがとう」と「ごめんなさい」は必ず言うようになった。
そして前までしていた厚化粧と巻きすぎな髪の毛をやめた。
初めて見た時、息を呑むほど美しかった。
髪も巻いていなければサラサラしていて今までとは別人のようだった。
「あ!サード!!」
ロゼット様が笑顔でこっちに来る。
「ロ、ロゼット様」
やっぱりこの顔は目に毒だ。
目のやり場に困るし、性格も良くなってしまったら欠点なんてないじゃないか。
前より純粋な笑顔も増えたし。
「どうかした?」
「な、なんでもないです!!」
「そう?
あ!そうだ!これサードに渡そうと思って」
渡すもの‥?
「はい!」
「開けてもいいですか?」
「いいよ!絶対サードに似合うと思ってこれにしたんだけど‥」
中に入っていたのは刺繍の入った黒いリボンだった。
僕は肩くらいまで髪があるのでまとめるのにとても助かる。
センスいいな‥。
ロゼット様からもらえるなんて嬉しいし。
あれ‥?
僕いつから‥、
「サード?」
「!!
大事にします!一生!」
「い、一生?」
ロゼット様が少し苦笑する。
「それくらい気に入ってくれたならよかった」
「あなたたちのことを傷つけない」
「許さなくていい」
とも言った。
僕は一瞬幻聴かと思った。
だが次の日からすぐ変化はわかった。
まず「ありがとう」と「ごめんなさい」は必ず言うようになった。
そして前までしていた厚化粧と巻きすぎな髪の毛をやめた。
初めて見た時、息を呑むほど美しかった。
髪も巻いていなければサラサラしていて今までとは別人のようだった。
「あ!サード!!」
ロゼット様が笑顔でこっちに来る。
「ロ、ロゼット様」
やっぱりこの顔は目に毒だ。
目のやり場に困るし、性格も良くなってしまったら欠点なんてないじゃないか。
前より純粋な笑顔も増えたし。
「どうかした?」
「な、なんでもないです!!」
「そう?
あ!そうだ!これサードに渡そうと思って」
渡すもの‥?
「はい!」
「開けてもいいですか?」
「いいよ!絶対サードに似合うと思ってこれにしたんだけど‥」
中に入っていたのは刺繍の入った黒いリボンだった。
僕は肩くらいまで髪があるのでまとめるのにとても助かる。
センスいいな‥。
ロゼット様からもらえるなんて嬉しいし。
あれ‥?
僕いつから‥、
「サード?」
「!!
大事にします!一生!」
「い、一生?」
ロゼット様が少し苦笑する。
「それくらい気に入ってくれたならよかった」


