そんな胸の高まりもあいつの顔を見たらすぐ打ち砕かれた ―――――神野静香だ 凄い形相でこちらを睨んでくる 「…紫音は今から私達と喫茶店に行ってお話いたしますの」 「へ?」 神野の横にいた結野宮は本当に今聞いたようでびっくりしている そんな結野宮の肩に手を乗せながら鞄を持って教室から出ていく結野宮と山中 その後ろにいる神野が振り返る 「ごめんなさいね?」 と呟いた