君の未来に、ぼくがいたこと。

夜も更けた美術室の一角、陽翔は脚本のページを広げていた。
体調の波が激しくなってきたため、無理のない演出にするべく、脚本の修正を決意したのだ。

「ここはもう少し短くしてもいいかな…」陽翔はペンを走らせながらつぶやいた。

凛空が隣で意見を出す。
「例えば、ラストシーンの構図をこう変えてみたらどう?カメラワークで感情をより伝えられると思うんだ。」

結月も熱心にノートにメモを取りつつ言った。
「うん、陽翔の体調に無理なく撮影できるように工夫しよう。みんなで力を合わせればきっとできるよね。」

三人は夜遅くまで机を囲み、何度も脚本を読み返し、撮影プランを練り直した。
意見をぶつけ合いながらも、お互いの夢と想いを真剣に受け止め合うその姿は、まるで家族のようだった。

陽翔はふと顔を上げて言った。
「ありがとう、二人とも。みんなで一緒に夢を叶えよう。」

結月と凛空も笑顔で頷く。
「うん、絶対に。」

友情が深まり、夢への道のりが一歩また一歩と近づいていく、そんな夜だった。