君の未来に、ぼくがいたこと。

病室の静寂の中、凛空は陽翔の残したUSBをしっかり握りしめていた。
「陽翔の想い、絶対に無駄にはしない。」

隣では結月が、震える手で陽翔の遺した手紙を読みながら涙を流している。

「陽翔……あなたの夢、私たちが守る。絶対に叶えるから。」

凛空がそっと結月の肩に手を置いた。
「一人じゃない。俺たち三人で、最後までやり遂げよう。」

結月も強く頷いた。
「そうね、陽翔のためにも。」

その瞬間、陽翔は静かに呼吸を止め、穏やかな表情で息を引き取った。

結月は泣きながら陽翔の手を握り、凛空も目を閉じて静かに祈った。