かつての光について

虹羽ちゃんと話していく中でわかったのは、ここが研究所の中にある、虹羽ちゃんの部屋だと言うこと。


内装がとにかくすごい豪華。


虹羽ちゃんは「人類の進歩に役立つ研究なんだから、これくらいの待遇は当たり前だよね」


と言って笑っていた。


部屋には小さなベランダが備え付けられていて、わたしと虹羽ちゃんはベランダに出た。


「星がきれい」


と虹羽ちゃんがつぶやいた。


「普段、虹羽ちゃんはあんまり星とか見ないの?」


「うーん。いつも、下ばっかり見てたから」


「・・・・・・」


「ねえ、浅井さん。聞いてくれるかな」


「なにを?」


「わたしの、過去について」


「もちろんだよ」


「ありがとう」


その言葉を皮切りに、虹羽ちゃんはいろいろなことについて語りはじめた。