ピンポーン



凜生葉(りいは)
「はーい。」

ガチャ

純世(あやせ)
『先輩!大丈夫ですか?!』

凜生葉(りいは)
「あ、純世(あやせ)君?!」

純世(あやせ)
『ダメです!早まらないでください!』

凜生葉(りいは)
「大丈夫よ…仕事はどうしたの?」

純世(あやせ)
『先輩がピンチって聞いて早退しました!』

凜生葉(りいは)
「な、なんかごめん…。」

純世(あやせ)
『先輩、いなくならないでください!』
『僕は先輩のおかげ明るく生きていられるんです!』

あぁ…そうだった。
彼も…親の操り人形として翻弄された1人なんだ。