<(姉妹:小学4年生)>

千映実(ちえみ)
『2人とも、こんな成績じゃ良い大学に入れないでしょ?』

凜生葉(りいは)
(ギリッ!)

優羽葉(ゆうは)
『(涙)…。』

千映実(ちえみ)
『ハァ…ガッカリさせないで?。』
『どうしてそんな”できそこない”なの…?』

カチン!

凜生葉(りいは)
「なんで90点でそんなこと言うの?!」

優羽葉(ゆうは)
『ごめんなさい…次はがんばるから…。』

千映実(ちえみ)
『小学校のテストなんて100点が当たり前なの!』
『勉強不足を人のせいにしないで!』

凜生葉(りいは)
「だったらお母さんがテスト受ければいいじゃん!」
「毎回100点取ってみせてよ!」

千映実(ちえみ)
『この…!親に向かってナマイキな…!』

優羽葉(ゆうは)
『ケンカはやめてよ…お姉ちゃん…お母さん…。』

凜生葉(りいは)
「フン!」

バタン!

千映実(ちえみ)
(あーもう!あんな子いなくなればいいのに!)
(全寮制の学校にでも飛ばしてやろうかな…!)