学校へ着き、いつも通り授業を受けて帰る。

家に帰ってご飯を食べて、お風呂に入って歯を磨く。

明日の準備をして、ベッドに入る。

寝ておきたら、いつも通りの平凡な日々を送る…はずだった。

この時の私は…いや、私達はそう思っていた。

まさかあんな事が待ってるなんて考えもせずに。



「ん…あれ?」ベッドで寝ていたはずなのに硬い感触で目が覚める。

周りを見ると祐大と見知らぬ制服を着た男女が4人寝ている。