「…じゃあ、なんで、避けたりしたの?」 「エリックが羨ましかったから、かな」 僕はそういう燐人が羨ましいよ。咲凜に庇われているだけだったあの日から、ずっと。 咲凜のすぐ近くにいられて、同じ世界で笑えて。 あの頃の燐人は、僕にないものを全て持っていた。