それを聞いて、さーっと顔の熱が引いていく。
代わりにだらだらと冷や汗が出てくる。
何も覚えていないはずだ。
てっきり、昨夜私はラディスとひとつになれたのだと思っていたけれど。
「な、なんか、ごめん……」
あんなに覚悟して、決死の思いでラディスに身を任せたのに。
申し訳なくて、情けなくて、そんな謝罪の言葉しか出てこなかった。
……確か、男の人は途中でやめられるとめちゃくちゃ辛いと聞いたことがある。
(ラディス、怒ってる……?)
それとも呆れているだろうか。
と、手が伸びてきてまた頭を撫でられた。
穏やかな緑がこちらを見上げていて。
「謝る必要はない。お前の身体は余すところなく見せてもらったし可愛い声も」
「わーーーーっ!」
またしても聞いていられなくなり声を上げながら耳を塞いでいると。
「それに」
「わっ!」
その腕を引かれ、シーツの中に引きずり込まれた。



