――――――…………
――――……
『……くっ』
『……あおい?』
『――かはっ。……はあ、はあ。ひなた、く……』
『あおい……!!』
――……ああ、またこの夢だ。
また、彼女が。オレを庇って、倒れる夢。
彼女が吐いた赤。
鉄銹の水溜まり。
……腕の中で、小さくなっていく。
声が。……呼吸が。
【……たとえばさ、オレの身に何かがあるってわかったら、あおいは迷わずオレを助けに来るでしょ】
【それは、当たり前だよ】
【二つに一つを選ばないといけなくなったとき、片方がオレなら、何が何でもあおいはオレを絶対に選ぶでしょ】
【……それじゃあ、ダメなの?】
【そうやって、オレは何度も目の前であおいを死なせたよ】
【夢で、でしょう……?】
【だからって、絶対にないなんて言い切れる? オレは、可能性はゼロじゃないって、絶対に言い切れるよ】
【ヒナタくん……】
――またオレは、彼女を守れなかったのか。
――――……
『……くっ』
『……あおい?』
『――かはっ。……はあ、はあ。ひなた、く……』
『あおい……!!』
――……ああ、またこの夢だ。
また、彼女が。オレを庇って、倒れる夢。
彼女が吐いた赤。
鉄銹の水溜まり。
……腕の中で、小さくなっていく。
声が。……呼吸が。
【……たとえばさ、オレの身に何かがあるってわかったら、あおいは迷わずオレを助けに来るでしょ】
【それは、当たり前だよ】
【二つに一つを選ばないといけなくなったとき、片方がオレなら、何が何でもあおいはオレを絶対に選ぶでしょ】
【……それじゃあ、ダメなの?】
【そうやって、オレは何度も目の前であおいを死なせたよ】
【夢で、でしょう……?】
【だからって、絶対にないなんて言い切れる? オレは、可能性はゼロじゃないって、絶対に言い切れるよ】
【ヒナタくん……】
――またオレは、彼女を守れなかったのか。



