能力使って推しの恋愛サポートするはずが、いつの間にか推されてた!?

(あ、そゆこと。そりゃ多少は怖い。でも、)


「どうせ知ってる人いないから、だれに話しかけても怖いのは一緒かなって、」


「お前、変な女だな。」


唐突に赤嶺くんにそういわれた。


(え、急に失礼な。というか、)


「あの~、結局あの人の名前は」


当初の目的を思いだし、改めてそう尋ねた。


赤嶺くんは嫌そうにしながらも


「あいつは紫水。紫水 蓮だ。通称"王子"。あのルックスで中学のときからここら辺じゃ有名な奴だ。」


と答えてくれた。


(紫水 蓮、、、きれいな名前だなあ)


今日一番の収穫に感動しつつ、赤嶺くんに
ペコリと一礼した。