ぐみとリップのいたずらワゴン

 ぐみのクラスは国語のじゅぎょうをしています。
「じゅぎょうがもっと楽しくなったらいいのにな」
 こくばんに漢字をかいている先生をみながら、ぐみがいいました。
 となりにすわっているリップを見ると、なんとえんぴつをぼりぼり。
「いひひ。びっくりした? これチョコレートなんだよ」
「びっくりしたよぉ」
「けしごむはマシュマロだよ」
 リップがぐみのふでばこをゆびさします。おそるおそるけしごむを食べてみてびっくり!
「あまくてふわふわだあ」
 メロン味のふわっふわのマシュマロになっていました。
「リップってくいしんぼうだね」
 リップのつくえの上においてあるきょうかしょはミルクレープで、ぺろぺろキャンディーのえんぴつもあります。えんぴつけずりはけずるたびにポテトチップスがでてくるの。
「おいしいはたのしいだからね。ぐみはどんなことがすき?」
「うたったり、おどったりするのが好き」
「いいねー、それいただきっ☆」
 リップはそういうと、こくばんに向かって「りり、ぷぷーい」とじゅもんをひとつ。
 先生が書いていた文字が、ふわふわと浮かび始めました!
 そのまま文字はくうちゅうで、ダンスを始めたのです!
 「わっ、わあ!」
 ぐみがノートに書いた文字も、机のうえで踊っています。
 いろんな文字が教室を自由にとびまわります。クラスのみんなもたちあがって、漢字と手をとりあっておどりました。
「こんなべんきょうがあったなんて!」
「もっと文字となかよくなれる気がする」
「しかも文字をかくえんぴつはおいしいからね」
 リップはじまんげなひょうじょうでえんぴつをぱくり。
 ☆クイズ 教室にかくれた文字をさがしてね! いつつあるよ♪

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 ぐみのにがてなたいいくのじゅぎょうになりました。
 今日はドッジボールです。ふたつのチームにわかれて、ぐみはどきどきしていました。
「私、たいいくはつまんないんだ」
「どうして?」
「だってにがてだから。あたるのも、あてられるのもこわいよ」
「それならかわいくしちゃおう!」
 リップはポケットからしゃぼん玉をとりだしました。
 それをぷぅっと吹くと、ふわふわのシャボン玉がぐみにあたり……なんとぐみはシャボン玉の中に入っていました!
 ぐみをつつんだシャボン玉はぷかぷかと浮いています。
 ぐみだけではありません。クラスのみんなが浮いていました。
「これであたってもいたくないよ」
 リップがボールをぐみに向かって投げました。
 ボールはシャボン玉にあたると、ぽーんとそとにはじかれました。
 そのまま……ぽぽぽぽぽぽーん。
 みんなのシャボン玉に次々とあたって、ボールはどこかにとんでいってしまいました。
「あちゃ、失敗。ふわふわにしすぎちゃった」
「あはは。でもたのしいね」
 ボールがなくなったので、みんなぷかぷかと空に浮いて、ぶつかりあいっこをして楽しみました。いたくもこわくもありません!
 シャボン玉をつかって、シャボン玉がっせんもはじまりました。
 リップはシャボン玉をゼリーにしておいしそうに食べていましたよ。
 こんなに楽しいたいいくははじめて!