二学期最初の日、わたしは新しい学校の四年A組に転入した。
担任の先生に続いてA組の教室に入ると、みんながわたしを見るからドキドキしちゃう。
先生とならんで黒板の前に立つと、先生がわたしを紹介する前に「コトちゃん」て、声がした。
見ると、教室の真ん中あたりの席で、サラちゃんが手をふっている。
サラちゃんの笑顔に、わたしの心は一気に軽くなった。
プレゼントのリボンがふわりとほどけて、フタが開いたみたいに、ワクワクした思いがあふれ出す。
「サラちゃん」
わたしも手をふりかえす。
「あら、知り合いなの?」
わたしとサラちゃんがニコニコしながら手をふり合っているのを見て、先生はビックリしていた。
担任の先生に続いてA組の教室に入ると、みんながわたしを見るからドキドキしちゃう。
先生とならんで黒板の前に立つと、先生がわたしを紹介する前に「コトちゃん」て、声がした。
見ると、教室の真ん中あたりの席で、サラちゃんが手をふっている。
サラちゃんの笑顔に、わたしの心は一気に軽くなった。
プレゼントのリボンがふわりとほどけて、フタが開いたみたいに、ワクワクした思いがあふれ出す。
「サラちゃん」
わたしも手をふりかえす。
「あら、知り合いなの?」
わたしとサラちゃんがニコニコしながら手をふり合っているのを見て、先生はビックリしていた。
