女王卑弥呼



 ありがとう。一木さんと言われた。

私の本名だった。

日本では、いつもお嫁に行く家が一緒だった。

「ありがとうございます」と、いつものように挨拶をしていた。

「あれ、まりなちゃん…」と、2番目のお義姉さんが話しかけて下さった。

仲が良かった方とまた会えたと思った時だった。

「いたっ」と、頭が痛んだ。

「これ、のりこの呪い」と言っていた。

「あー」

「あー」と、2人の甥っ子達が言ったその時だった。

死の予言を察知したらしい…

「まりなが危ない」

「えっ?」と思った時、主人が飛んで来て()けるのを阻止してくれた。

昔の人は偉く、“死の予言”が出来た。