そこでどうしようかと考えたところ、事務所に天星学園から一通のメールが届いたらしい。
その内容がVTuber専用の学生寮が今年からできたからNEXT FROWERのタレントを入学、転入させないかというものだったらしい。
学園はいくつかの事務所に声をかけているようで、Vision Knightsも転入が決まっているということだった。
それで私を学園に入学させ、スパイにしようと思ったらしい。
「たしかに、事務所が大変なのはわかったよ。でも、今回は断らせてほしいかも……」
お母さんの表情からずいぶん大変そうなのはわかったけどそんなに重大で危険なこと、私にやり遂げられるとは思えない。
私なりに伝えたつもりだったが、お母さんはしくしくと泣き出してしまった。
「そんな、私もグループの子たちも本当に悩んでるの。莉音、なんとかお願いできない?」
瞳をうるうるさせながら言ってくるお母さん。
うぅ……こんなに言ってくれてるのにさすがに申し訳なくなってきた。

