「あのね、莉音にはいまから私立天星学園に転入してスパイをしてきてほしいの」
お母さんは俯いて震える声色でそう言った。
星雲学園、確か最近できたばかりの全寮制の学園だったはず。
それよりもスパイって……。
「……どういうこと?なにかあったの?」
娘にこんなことをお願いするなんてなにか大きな理由があるはず。
「莉音、実はね____________
緊張からゴクリと唾を飲み込む。
____________うちの事務所、もうダメかもしれないの!」
「えっ、事務所が?こんなに大きな事務所なのに……」
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