ハイトーンの声が何倍も低くなり、空気がいっきにピリついたものに変わった。
見た目は、年相応の可愛い男の子。だけど、明らかに違う何かを感じる。
ただ者ではないと、一筋縄では行かないと、久々に危機感を覚えた。
でもその危機感を薄れさせてくれる仲間が、ここにいる。
「分かった」
「っ蓮佳!お前何言って……」
承諾したことで、皆は焦ったようにわたしを見つめ、男の子は満足げに笑った。
「これでちゃんと約束したからね。レンカちゃん。……よし、ボク満足!あ、窓はごめーん。んじゃばいばーい!」
そそくさと言うこと言って窓から帰っていく。
二階なのに、なんて身軽なんだろう。
「謝る気ゼロやし。……なんやアイツ」
「それより蓮佳、なんであんな安々と約束なんかするんだよ。俺らが居たんだ、あんな約束しなくても良かったろ……」
「……おれ、レンレンの気持ちわかるよ。おれもそうだから」
ね、と言う静空くんとわたしは笑顔をかわす。
「負けると思ってないよわたし。だってこのメンバーだから怖いもの無しなの。それに、ヒバリちゃんとユウリくんもいる」
「おれも。あんな不良ばかりのとこ行って、一番弱いおれが怖くないのは、皆のおかげ」
ピリついていた空気が静空くんのほんわかした雰囲気でゆるんでいく。だけど……
「……てか夏、いつ嫁とか決めたわけ?俺許さないから」
「そうだ、今は僕参加するよこの会話」
「ウチが決めたんや、人の恋路邪魔しないで欲しいもんやね!」
またこのくだり。
それよりガラスを片さないといけないのに。
「ちょっと皆……」
「いけいけーやれやれー」
止めに入るわたしに後ろから抱き着いた静空くんが煽り、密着した静空くんが皆から文句を言われる、と。
──これは落ち着くまで待つしかない、か。
見た目は、年相応の可愛い男の子。だけど、明らかに違う何かを感じる。
ただ者ではないと、一筋縄では行かないと、久々に危機感を覚えた。
でもその危機感を薄れさせてくれる仲間が、ここにいる。
「分かった」
「っ蓮佳!お前何言って……」
承諾したことで、皆は焦ったようにわたしを見つめ、男の子は満足げに笑った。
「これでちゃんと約束したからね。レンカちゃん。……よし、ボク満足!あ、窓はごめーん。んじゃばいばーい!」
そそくさと言うこと言って窓から帰っていく。
二階なのに、なんて身軽なんだろう。
「謝る気ゼロやし。……なんやアイツ」
「それより蓮佳、なんであんな安々と約束なんかするんだよ。俺らが居たんだ、あんな約束しなくても良かったろ……」
「……おれ、レンレンの気持ちわかるよ。おれもそうだから」
ね、と言う静空くんとわたしは笑顔をかわす。
「負けると思ってないよわたし。だってこのメンバーだから怖いもの無しなの。それに、ヒバリちゃんとユウリくんもいる」
「おれも。あんな不良ばかりのとこ行って、一番弱いおれが怖くないのは、皆のおかげ」
ピリついていた空気が静空くんのほんわかした雰囲気でゆるんでいく。だけど……
「……てか夏、いつ嫁とか決めたわけ?俺許さないから」
「そうだ、今は僕参加するよこの会話」
「ウチが決めたんや、人の恋路邪魔しないで欲しいもんやね!」
またこのくだり。
それよりガラスを片さないといけないのに。
「ちょっと皆……」
「いけいけーやれやれー」
止めに入るわたしに後ろから抱き着いた静空くんが煽り、密着した静空くんが皆から文句を言われる、と。
──これは落ち着くまで待つしかない、か。



