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ダッシュしたものの結局遅刻扱いとなり、わたしたち三人は放課後に掃除をするよう言われてしまった。
わたしは落とし物と忘れ物の整理。
壱弥くんと夏音くんは視聴覚室の掃除。
放課後は第二生徒会室集合って決めていたから、割とすぐ片付いたわたしは視聴覚室に寄り、二人から行ってて大丈夫と言われ先に向かった。
「先輩、大丈夫だった?遅刻の罰」
「大丈夫。掃除だしね」
「おれとシオシオはなかったからラッキーだよねー」
担任の先生によるってことか……。
それよりも静空くんと紫音くんがいる場所が気になった。最近までなかった一人用のマットを床に敷き二人して寝そべってるから。
きっと静空くんが寝る用に持ってきたんだろうけど。カーテンしまったまんまだし。
んー……壱弥くんたちももう少しで来ると思うから、わたしは座って待ってよっかな。
一旦鞄をテーブルに置き椅子を引いた。
瞬間、今朝と同じ敵意を感じ、窓の方へ視線をれば──
カーテンの奥に人影が現れ、パリーンッ!!と窓ガラスが割れた。
「先輩!」
咄嗟に椅子に隠れたわたしは紫音くんに手を貸り立ち上がり、後ろへ距離を取りながら割った本人に目をやる。それと同時に勢いよく二人が入ってきた。
「蓮佳!」
「なんや今の音!……ってお前今朝の!!」
そう、窓から入ってきたのは白河くんが相手をしていたあの可愛らしいカッパの男の子。
「ふーなんとかこれた」
カッパのフードがとれ、ふわっとした髪が揺れる。
「何用じゃお前、ここ二階やぞ」
「随分と荒っぽいな」
壱弥くんと夏音くんが前に出て男の子をにらみつけるも、全く気にせず男の子はにこにこと笑う。
ダッシュしたものの結局遅刻扱いとなり、わたしたち三人は放課後に掃除をするよう言われてしまった。
わたしは落とし物と忘れ物の整理。
壱弥くんと夏音くんは視聴覚室の掃除。
放課後は第二生徒会室集合って決めていたから、割とすぐ片付いたわたしは視聴覚室に寄り、二人から行ってて大丈夫と言われ先に向かった。
「先輩、大丈夫だった?遅刻の罰」
「大丈夫。掃除だしね」
「おれとシオシオはなかったからラッキーだよねー」
担任の先生によるってことか……。
それよりも静空くんと紫音くんがいる場所が気になった。最近までなかった一人用のマットを床に敷き二人して寝そべってるから。
きっと静空くんが寝る用に持ってきたんだろうけど。カーテンしまったまんまだし。
んー……壱弥くんたちももう少しで来ると思うから、わたしは座って待ってよっかな。
一旦鞄をテーブルに置き椅子を引いた。
瞬間、今朝と同じ敵意を感じ、窓の方へ視線をれば──
カーテンの奥に人影が現れ、パリーンッ!!と窓ガラスが割れた。
「先輩!」
咄嗟に椅子に隠れたわたしは紫音くんに手を貸り立ち上がり、後ろへ距離を取りながら割った本人に目をやる。それと同時に勢いよく二人が入ってきた。
「蓮佳!」
「なんや今の音!……ってお前今朝の!!」
そう、窓から入ってきたのは白河くんが相手をしていたあの可愛らしいカッパの男の子。
「ふーなんとかこれた」
カッパのフードがとれ、ふわっとした髪が揺れる。
「何用じゃお前、ここ二階やぞ」
「随分と荒っぽいな」
壱弥くんと夏音くんが前に出て男の子をにらみつけるも、全く気にせず男の子はにこにこと笑う。



