探偵男子たちが強すぎる

雑貨屋さんに着き、静空くんは先にお店の中に入って早速座り込んでいた。
男の子三人はおもちゃで遊んでいるし。

あ、可愛い……ってなんだ香水か。
お店の小さなガラスボックスに飾られていた猫型の瓶につい惹かれ、近くで中を覗く。
でもまだ中学生だし、香水には興味はあまりないから……他に探してみよっと。

そう思いながら店の中を見渡していると、奥にいた子と不意に目が合った。

──すごい……綺麗な子。

わたしとあまり身長は変わらない、と思うけどものすごい美人さん。……っていけない。じろじろ見るのは失礼だ。
ゆっくり視線をずらし店の外にいる壱弥くんたちを見てから、別の棚へ移動した。

数分で一目惚れした猫柄のペンを買って、静空と一緒に店を出ようとしたら、さっきいた綺麗な子が目の前を通り過ぎて行くところで。

──わぁ、間近で見るとすごい美人……ハーフ、とかかな?

またも目が合い驚いていれば、綺麗な子に優しく微笑まれた。だからなんとなく小さく頭を下げてわたしも笑っておく。
そのまま綺麗な子は行ってしまったけど。
長いベージュ髪にブルーの瞳、とても羨まし……?

「今の子、美人だったね」
「……そう?おれはレンレンの方が可愛いと思うよ」
「え、あ……ありがと」

そうだね、とか返ってくると思いきや意外な返事にちょっと驚いちゃった。いつもほんわかしてる静空くんから言われたから。