探偵男子たちが強すぎる


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放課後、また囲まれていた二人を置いて先に帰ってたんだけど、後ろから競争するかのように壱弥くんと夏音くんがわたしに追いつき、三人で帰ることに。

「んー……モテるのは嫌やないけど、あんだけ囲まれるとさすがに疲れてまうなぁ」
「しかも、掃除係の蓮佳より帰るの遅れたし……」

ちょっと疲れ気味の二人はよそのクラスの女の子からも囲まれてたから、人が多すぎてなかなか帰るタイミングはかれなかったんだろうな。
かっこいいから仕方ないのかもしれないけど。

「今日の夜どないする?味噌ラーメンと塩ラーメンそれに……?」
「……蓮佳?」

不意に玄関近くまで来て立ち止まったわたしを、壱弥くんと夏音くんは振り返って首をかしげる。

「……中に、誰か居る」

こんな近くまで来ないとわからないって、全く敵意がないってこと?なのに、また誰かいるってどういう……

「けしからんやっちゃな。蓮佳ちゃんは下がっとって」
「行儀悪いやつがいたもんだ」

それ、君たちが言うのか……

「……鍵、開いてる。行くぞ」
「いつでもええで」

鞄を地面に投げ、壱弥くんが扉を開けると夏音くんは勢いよく中へ入って行った。