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昨日のわたしみたいに休み時間毎に囲まれ続けた二人に、昼休みになってようやく声をかけることが出来た。
周りには聞こえないように小声だけど。
「……同じ学園で同じクラスなんて聞いてないよ!?昨日教えてくれてもよかったんじゃ……」
「ビックリさせたろ思ってな」
「コイツが口裏合わせろって言ってきた。約束守ったし昼飯おごって」
「お断りや」
同じ学園に通うにしても、依頼のことがあるから他人のフリとかするものじゃないのか、と今更ながら思う。
でももう元々友達って言っちゃったし、これはこれでうまくやるしか……
「それより蓮佳ちゃん、お昼一緒に食べよっ。パン派?ご飯派?」
「俺ご飯」
「……蓮佳ちゃんにしか聞いとらんわ」
「あー……わたし、女の子チームと約束してるから、また後でね」
えー、と夏音くんが口を尖らせたのを見て、軽く謝ってからわたしは食堂に向かった。
……でもあの二人を残してよかったのかな。
また言い合ってなきゃいいけど。
昨日のわたしみたいに休み時間毎に囲まれ続けた二人に、昼休みになってようやく声をかけることが出来た。
周りには聞こえないように小声だけど。
「……同じ学園で同じクラスなんて聞いてないよ!?昨日教えてくれてもよかったんじゃ……」
「ビックリさせたろ思ってな」
「コイツが口裏合わせろって言ってきた。約束守ったし昼飯おごって」
「お断りや」
同じ学園に通うにしても、依頼のことがあるから他人のフリとかするものじゃないのか、と今更ながら思う。
でももう元々友達って言っちゃったし、これはこれでうまくやるしか……
「それより蓮佳ちゃん、お昼一緒に食べよっ。パン派?ご飯派?」
「俺ご飯」
「……蓮佳ちゃんにしか聞いとらんわ」
「あー……わたし、女の子チームと約束してるから、また後でね」
えー、と夏音くんが口を尖らせたのを見て、軽く謝ってからわたしは食堂に向かった。
……でもあの二人を残してよかったのかな。
また言い合ってなきゃいいけど。



