探偵男子たちが強すぎる

何この展開……わたしはどういうリアクションをしたらいいの?やめろともやれとも言えないし……。
そう悩んでいれば、肩を叩かれた。

「レンレンちょっと失礼」
「え、何?」

制服の後ろ襟を触られ、静空くんが手にしたのは……

「GPSアンドとうちょーきー」
「え!?いつから?」
「レンレンの編入初日。人違いしたフリでさりげなく」

まさかの初日!?全然気付けなかった……。またも驚くことが。

「ってことはシズ、ウチとイチの出会いも聞いとった……とか?」
「は?」
「うん、全部聞いた。あれはおもろかったよねーなかなか。依頼書のみせあいっこ」

うわぁ……さすが情報屋さん。

「それにカッパくんが窓割った時、さりげなく盗聴器仕掛けられてたのも知ってた。だからあの場で観光日をわざと伝わるようにしたの」

もう、なんか言葉でなくなってきた……。

「そんなさりげなくかっこいいおれを彼氏にいかが?」
「え」

静空くんの笑顔とパソコンの向こうのお父さんの笑顔がわたしに向く。しかし静空くんをよけるように皆が迫ってきた。