探偵男子たちが強すぎる

全員がうまいこと画面を覗き込む。

『おお蓮佳!久し……じゃない。壱弥くんに夏音くん、護衛ありがとう。それに皆も。感謝しているよ。静空くんもサポートありがとう』
「いえいえー」
『逐一、静空くんが動画や画像を送ってくれていたから安心していたよ。それに、実に皆強いね。蓮佳のことも各々の親御さんが褒めてくれてさぁ……』
「お父さんデレデレしないの」

真面目な顔したりゆるくなったり……こういう時はしゃっきりして欲しい。

『いやぁ、それでな?親御さんたちから蓮佳をくれーくれーって言われてな』
「え?」

くれ?

『まぁうちも強い男の子なら大歓迎ということで──引き続き今の家で過ごしながら彼氏の座を掴みとってください!』

──はい?え、待って急な話に頭が回らなくなってきたよ?

「それマジかレンちゃんパピー!」

うんうん、と何度も首を縦に振るお父さん。

「マジかよ……俺の親父もそんなこと言ったのか。……神」
「イッチー最後なんて?」
「別に何も言ってない」
「こりゃ先輩らに負けないようにしないと」
「僕ももっと蓮佳ちゃんと一緒の時間を増やしていかないとね」

頭を抱えるわたしをよそに、意気込みメンバー。ヒバリちゃんは、行けお兄!と応援し始める。