はいはい、こちら中野通交番です。 ただいま熱愛中。

 そんでもっていつものように俺と麻理は並んで食べております。 あの頃は賑やかだった姉ちゃんもおとなしくなりました。
というか和之のペットにされているみたい。 これでいいのかな?
 「あなたさあ、今日も一緒にお風呂入るでしょう?」 「もっちろん。」
「そんな時だけは元気がいいのねえ。」 「いつも元気ですけど、、、。」
「は? あんたのどこが「いつも」なのよ? スケベ親父!」 「またまた噴火した。」
「噴火させるあんたが悪いんじゃい!」 「そんなこと言ったって、、、。」
「いいわ。 心残りが無いようにたーーーーーーーっぷり触らせてあげる。」 「どっちなんだよーーーー?」
「右。」 「おいおい、それは違うんでは?」
 「父さんも大変だなあ。」 「何がよ?」
「こんなお母さんの相手をしなきゃいけないんだから。」 「何言ってるの? 私のほうが100万倍大変なんだけど。」
「じゃあ何で結婚したのさ?」 「愛してるからよ。 ウフ、。」
 ニコッと笑う麻理に俺はまた痺れてしまった。 あの顔には弱いんだよなあ。
姉ちゃんはというとすっかりおとなしくなっちまいまして、暴れることも有りません。 なんせ問題児認定されてしまったんだから。
 そりゃねえ、あの頃 毎日のように交番に飛んできて居座って我儘放題にやってたんだもん。 しゃあないわ。
「ねえねえ、あなたさあ お姉さんと何回くらいやったの?」 「何を?」
「エッチよ エッチ。」 「数えたこと無いなあ。」
「そんなにやってたの? 私より多いじゃん。」 「お前はすぐに妊娠したから、、、。」
「そうよねえ。 早かったもんね。」 「それにさあ自然分娩だっただろう。 あの姿を見せられたら考えちゃうよ。」
「気にしないでやればいいのに。」 「そんなわけいかないよ。 またこうして苦しむんだなって思ったら、、、。」
「あなたって優しかったのね?」 「今でも優しいでチュー。」
「それは余計だっつうの! ボケ!」 「おのろけでボケは無いだろう?」
「あーーーら、ごめんなさい。 私としたことが、、、。」 「そうやって逃げるんだからなあ。」
「甘えさせてあげるから今夜も許してよ。 お父さん。」 そう言って麻理は俺に甘えてくるのでありまーす。
調子のいい女だなあ。
 さあさあ我が家で一番幸せで一番危なくて一番噴火されやすいお風呂タイムですよーーーーー。 ってどっかのバラエティーショーじゃないっての。
脱衣所のドアを開けると真正面に麻理が立ってます。 「見て。」
「へ?」 「ちゃんと見て。」
 麻理はそう言うと俺の前で脱ぎ始めるんだよ。 いつものことだけど。
 「こうして今日もあなたとお風呂に入れるのねえ。 幸せだなあ。」 「俺もこうして今日も麻理と風呂に入れるんだなあ。」
「今日も私の体を洗ってね。 お父さん。」 「あいよあいよ。」
「また何か狙ってるでしょう?」 「ないない。」
「じゃあさあこの手は何?」 「それはお前のおっぱいを、、、。」
「またか。 しょうがないなあ。 死ぬまで触ってていいわよ。」 「死ぬまでってお前がか?」
「違うわよ。 あなたよ、あ、な、た。」 「俺か。」
「私はずーーーーーーっと長生きするの。」 「2千年くらいか?」
「そうねえ。 あなたが生まれ変わるまでこの世で待ってるわ。」 「なんちゅう女や。」
「何か言った?」 「言ってません。」
「何ちゅう女やって言ったでしょう?」 「聞こえないように言ったのに聞いてやがる。」
「ごめんなさい。 地獄耳なもんで。」 「顔より怖いわ。」
「てめえ また私を怒らせたな!」 「うわーーーーーー!」
 今夜もまた俺は100万トントンカチでやられてしまったのだあ。 トホホ。