† 独節



結局……

お前も気付かないまま。

もう眠ってしまったのか。

なら、夢を見させてあげよう。

そして夢の中で自分に囁かれるがいい。

死んでしまえと――



そう、だから決めてあげよう。

お前は、自分の存在を全否定しながら死んでしまえ。



目が覚めたなら、すぐに死んでしまえ――!