君の隣。




それから柊と連絡先を交換してメールでのやり取りが始まった


わたしの勝手な先入観で柊は見た感じ医療系の専門学校に来るような印象ではなかった
そのため最初は近寄りがたい人だった


でもだんだん話すようになって、そして連絡を取り合っていくうちにとても大らかな人だと印象が変わっていった


千恵ちゃんに連絡先を聞いていたことも柊の方からなぜか話してくれた

最初の頃気になる存在だったので連絡先を聞いたけれど千恵ちゃんからは彼氏がいるから交換はできないと断られたみたいだった


柊に対してわたしは次第に好感を持っていた


そのうちに一度食事を食べに行くことになった




わたしの地元まで車でむかえに来てくれることになったけれどはじめて来るところなので最初はなかなか合流することができなかった


わたしの地元が近づいてきた時、柊が車で走行中に目印になった建物のところまでわたしが歩くことになった





「ほんとにごめん!!!!!!!!!
ナビが調子悪くて迷った!!」


結局わたしは1時間程歩いて柊と合流することができたのだ