君の隣。



あの日以来勇斗とはいつも通り接することができていると思う

明里には勇斗から告白されたことは言えなかった
これからも言わないつもりでいる




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クリスマスが近づいてきたある日、わたしは明里とクリスマスの予定を立てていた

「彼氏がいない同士さ、2人でクリスマスパーティーでもやってクリスマスを乗り越えようよ!」

「うん、そうだね
チキンとかピザとかケーキとか用意して豪勢にやっちゃお!」





明里とクリスマスの予定を立てた日の数日後の夜、わたしの携帯に1通のメールが届いた


送信者の名前を見ると驚きで一瞬時が止まったようだった
それと同時にわたしは少し動揺した








…新太からだった


新太は梨花と別れたあと少しして後輩の子と付き合っていた
でも最近その子と別れたことを聞いていた




((いきなり連絡してごめん
今までのこと謝りたくて、
柚那を傷つけてごめん
返信してもらえると嬉しい 待ってる))



手が震えた


どうしよう…



冷静になろう



今日返信するのはやめておいた