君の隣。



新太の家に移動したあと新太の部屋でマンガを読んだりゲームをしたりして4人で過ごしていた

ゲームがひと区切りしたあと美波が

「ねぇ、みんなで王様ゲームしない?」

と言いだした

わたしたちの高校では女子、男子関係なく王様ゲームが流行っていた

わたしも含めみんなが

「いいね!やろうよ」

「王様から言われたことは絶対従わなきゃいけないからね!!」



と、王様ゲームをすることになった



筒の様な入れものと割り箸を4本用意して3本の箸の先に1〜3の数字を書いていく、
1本だけ赤色で箸の先を塗りつぶす
王様だ


準備ができたらスタート

筒の中に割り箸を入れて少し混ぜてそれぞれ目を閉じて割り箸を引いていく

引いた数字を確認する

「王様だーれだ!!」
その掛け声で王様を確認する

勇斗だった

「じゃあ…1番が3番の第一印象を伝える」

1番は美波

3番は新太だった

「んー、新太の第一印象かぁ…
なんか…女たらし、遊んでそう!だったと思う笑
今はそんなこと思ってないよ!笑」

「女たらしじゃねーわ!笑
遊んでねーわ!笑
印象めちゃくちゃ悪いじゃねーか!笑



そんな感じでわたしと美波が握手をしたり新太と勇斗がおんぶをし合ったりたのしくゲームをどんどん進めていった