君の隣。




クリスマスが過ぎお正月をむかえ3学期が始まった


クリスマス以降明里とは連絡をとっていたけれど会うのは久しぶりだ


部活が終わったあと明里と真美と一緒に帰ることになっていた

「柚那ー!真美ー!
お待たせー!久しぶりだね!」

真美とは途中で別れ明里と2人の時

「まさかバイト先にあの2人が来るとはね~
まぁでも新太に対しての気持ちも無くなってこれでよかったんじゃない?
相変わらず梨花は柚那に敵意持ってるけど」


新太に対しての気持ちが無くなったとはいえ元カレとしては気になる存在ではあった



「そういえばさ…
私たち1回別れてたんだよね
ちょうど柚那たちが別れたちょっと後に…
勇斗から別れたいって言われて…

柚那は新太とのことで大変な時期だったから言わなかった」

明里はそう言ってわたしに"ごめんね"と謝った


わたしは知らないうちに周りに気を使わせていたんだ


「いつも明里や勇斗に支えてもらってて明里も大変な時だったのに支えてあげれなくてごめん」



「そんなことないよ、
言わないって決めてたの私だし私のわがままで勇斗を困らせてるのはわかってるんだ

私に対しての好きって気持ちがわからなくなったんだって
それでこのままじゃダメと思ったみたいで別れ話を私にしたけど私が泣いてお願いしたからよりを戻すことになったの

でも、このまま勇斗を繋ぎ止めとくのはよくないと思ってる」


明里は寂しい表情をしていたがどこか覚悟を決めたような話し方をしていた