君の隣。






それからわたしたちはいろんな話をした

新しいクラスはどうか
部活はどうか


話していると時間になった

「もうそろそろ時間だな、
残りの沖縄も楽しもうな」


と新太は部屋に戻っていった


沖縄最終日はあっという間に過ぎていった


こうしてわたしたちの修学旅行は終わった








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ある日明里と学校で話していると


「ねぇねぇ、鈴村くんってどんな人?」

と聞いてきた

「勇斗?
んー、優しいしいつもわたしの相談にものってくれるよ
勇斗がどうかしたの?」


「鈴村くんってかっこいいなーと思って!
鈴村くんの連絡先教えてほしい!」


「あ!そういう感じね笑
わかった!勇斗に聞いてみるね」





その日の夜勇斗にメールを送る

((おつかれー
勇斗に聞きたいことがあって

わたしの友だちの明里って知ってるよね?
その子が勇斗の連絡先知りたいみたいで教えていいかな?))


((明里ちゃんって柚那と仲いい子だよね?
顔あんまり覚えてないけど笑 
いいよー))


明里にメールを送る


((勇斗に聞いたら大丈夫だって!
連絡先送るね!ファイトっ!!))



勇斗と明里、うまくいくといいなーっと思っていた