君の隣。





新太が退院して学校に登校してきた日、

教室まで新太が来てわたしを呼んだ



「2人で話がしたい、
謝りたい、学校のあと時間を作ってほしい」



授業が終わって公園で少し話すことにした


「話を聞いてくれてありがとう
まずは謝りたくて、

柚那は毎日病院に来てくれたし、
俺の身の回りのことやってくれてたのに傷つけるようなこと言ってごめん

慣れない入院でストレスが溜まってそれを柚那にぶつけて傷つけたよな

ごめん、 」



「入院で体もしんどいだろうしストレスも溜まるだろうけどさすがに傷ついた

正直わたしも学校に部活にお見舞いにって多分疲れが溜まってたんだと思う
わたしの方こそごめんね

もう体は大丈夫なの?」


「体力が落ちた気がするけど体は大丈夫だよ

ありがとな、 

母さんが
柚那が入院中来てくれてたから助かった、ありがとう
って言ってたよ

それと、
柚那からメールの返信がなくなった時
勇斗に話したんだよ

そしたら勇斗に怒られたよ」




勇斗が新太に話をしてくれたらしい
全然知らなかった



勇斗のおかげもあってわたしたちは仲直りした