君の隣。




わたしが勇斗にメールを送ったら"メールじゃ大変だから電話しよう"と言ってくれて電話で話を聞いてもらうことになった


「どうしたんだよ、
泣いてんじゃん、なにがあった?」

事の始終を話した

「なるほどなー、
柚那と美波で一緒に渡すやつを見に行くのだったらわかるけど…
どういうことなんだろうな…
美波は何も考えてなさそうな気もするけど、
美波たまにわからなくなるよな

俺が付き合ってるときも知ってると思うけど相手に気があるような素振りをしてそういうのが原因でよく喧嘩してたよな」

その後も勇斗に話を聞いてもらった


「勇斗ありがとう
話聞いてもらったら少し落ち着いた
とりあえず美波はそっとしておいて
新太に話せそうだったら話してみる」




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こんな出来事があった後、結局新太には話せなかった
美波との関係もあるし新太のことを疑っていると思われたくなくて言えなかった
我慢するしかなかった


そのあと美波とはなぜか距離ができてしまって学校でも話すことが無くなって美波は部活も辞めてしまった