君の隣。





わたしたちが付き合うことになって
わたしは美波に、
新太は勇斗に伝えることになった



((美波ー!  
メールでごめん
わたしたち付き合うことになったよ!!
いろいろ話聞いてくれてありがとね))


((おつかれー
うん!うん!よかったね!
またなんかあったら話聞くよ!!))







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もうすぐ夏休みが終わろうとしていた

ある日新太と会って他愛もない話をしていた時

「実はさ、まだ勇斗に俺たちが付き合ったこと話できてなくてさ
まあ、それには理由があって…」



新太の話はこうだ…


まだ夏休みに入る前、ちょうど王様ゲームをしたあたりに学校で新太と勇斗2人で話をしていた

話をしている中でお互い好きな人の話になって勇斗が、

「俺は柚那のことが好きだよ」

「え…勇斗もか…
実は俺も柚那のこと気になってる」



そのような話をした

新太はわたしと付き合ったことを勇斗に報告することが勇斗を傷つけることになるんじゃないかと思っている



というような内容だった