君の隣。




((美波ー、   話聞いてほしー ))




((お、  どうした?どうした?
あれ?今日って新太と2人で出かける日だったよね?
どうだった?))


((いろいろあった…     とにかく話したい!!))



((わかった!わかった!じゃあ明日部活の後に聞くよ!
とりあえず今日は何も考えずにもう寝な!そうしな!笑))



そんなやり取りをした



今日はなんだか疲れたな…
美波に言われた通り今日はもう寝ることにした





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次の日



休日だったけれど部活があり、部活が始まる前に勇斗に会った
昨日のことは話さなかった、なぜだか話せなかった



部活は午前中で終わって美波とファミレスに向かった



席に座って注文した後

「それで?昨日は何があったんですか?」


昨日の出来事を美波に話す



「んー、なるほどねー、
っというか映画誘われたときに新太の気持ちに気づいたの?
それ以前にそういう素振り何回かあった気がするんだけど笑

まあ柚那は気づかないかもね笑
1日経って何か考えは変わった?」



「あまり変わってない…
っというかわからない  
自分がどうしたいのかさっぱり…」



「そうかー、   新太のことは嫌いじゃないんだよね?」

「うん」

「告白されて少しは嬉しかったんだよね?」

「うん」



「私の考えだけど…
付き合ってみてもいいんじゃない?
付き合ってみてだんだん好きになっていく恋愛だってあるよ
全く知らない人じゃないしさ、

まあ決めるのは柚那だけどね」




「うーん…」




それからもいろいろ2人で話した
気づいたら帰る時間になっていて帰り際に




「とにかくまだ少し時間はあるんだし焦って答えだす必要もないよ
何かあったらまた話聞く! じゃあまた部活でね~  」



と美波は帰っていった



もう少し時間をかけて悩んでみよう





そう思った