君の隣。



帰宅したあと学校で柊と話をした内容を思い返していた

あんな態度をされなければいけないことだったのか
そう考えているとだんだんと腹が立ってきた


イライラしていると携帯にメールが届いた

柊からだ

((今日はごめん
久しぶりに会えるかなと思ってて…俺がわがままった))


返事はしなかった




ーーーーーーーーーー





次の日
学校に着いて教室に入ると柊はもう席に着いていた

わたしの姿を確認したのか柊がこちらに来て"昨日は本当にごめん"と謝ってきた

"もういいよ"と返事をすると柊はわたしの隣の席に座った


「ごめん、ありがとう
俺内定決まっただろ?
卒業したらクリニックの近くでひとり暮らしすることにしたんだ
こういう話を昨日話そうと思ってて…」

と柊は話始めた



「わたしこそ昨日聞いてあげれなくてごめん」

とわたしも謝った

「いや、柚那は何も悪くないよ
研修で疲れてるのもわかるし、俺がわがまますぎた
ひとり暮らし始めたらさ、合鍵もらってくれるか?」


「うん!もちろん!ありがとう」




一応わたしたちは仲直り?した