君の隣。




専門学校に入学してから季節が過ぎて夏になった


柊と付き合ってから2ヶ月程経っていた


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ある日、
学校終わりに柊の家方面に行くことになり一緒に電車で柊の家に帰ることになった

いつもは家に入ること無く家に着いたらそのまま車に乗ってどこかに出かけていたけれど"俺ん家来てよ"と柊が言ったので家に入ることになった

急に家に行くことになったのでわたしは緊張していた


柊の家に着いて中に入る

"おじゃまします"と言うと奥の部屋からお母さんが出てきて

「!!!!
連れてくるなら言っておいてよ~!」


と柊に言っていた


「はじめまして
下崎柚那です
おじゃまします」

「はじめまして~!
散らかってるけどゆっくりしていって~!
柊!かわいい子捕まえたわね〜!」

と会話をした


「お菓子とか飲み物いるなら取りに来なさいよ~」

「うるせーな、ほっとけよ」


柊は言葉遣いが悪かった


部屋に入ったときに、
「お母さんに対して言葉遣い気をつけた方がいいんじゃない?」

軽く言ったつもりだった

「別にいいだろ?
普通だよ、みんなこんなもんだって」




それから柊は機嫌が悪くなって少し喧嘩みたいな感じになってしまった

その日はそのまま柊に自宅まで送ってもらった