あの日、君に言えなかったこと

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コマ1:
悠真が電車に乗り込む。

コマ2:
ドアが閉まる瞬間、澪が笑顔で手を振る。

コマ3:
悠真も笑って、手を振り返す。
【悠真】
「……じゃあ、またな。俺の“ヒロイン”」

コマ4:
電車が走り出す。春の風とともに、二人の想いが静かに未来へ進んでいく。