あの日、君に言えなかったこと

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コマ1:
拓海がベンチの端に腰かける。
【拓海】
「澪。俺、お前が好きだ。」

コマ2:
澪の目が見開かれる。
【澪】
「え…」

コマ3:
拓海はまっすぐ彼女を見て、静かに続ける。
【拓海】
「不器用だけど、一生懸命で、いつも誰かのことを考えてる。そういうところ…ずっと惹かれてた。」

コマ4:
澪の胸が苦しくなる描写。手が震える。
【澪(心の声)】
「どうしよう…ちゃんと、考えたことなかった…」