【58ページ目】

コマ1:
晴れた午後。大学のキャンパス。木漏れ日の中、澪がひとりベンチで読書している。

コマ2:
その背後に、拓海の姿。少し遠くから、彼女を見つめる。
【拓海(心の声)】
「いつも頑張ってて、誰にも頼らない顔しててさ…ずっと気になってた。」

コマ3:
拓海が歩み寄り、笑顔で声をかける。
【拓海】
「よ、漫画少女。調子どう?」

コマ4:
澪がふっと微笑む。
【澪】
「悪くないよ、先輩。」