あの日、君に言えなかったこと

【55ページ目】

コマ1:
悠真のアパート。彼もまた机に向かい、レポートに手がつかない様子。
【悠真(心の声)】
「あの時、引き止めればよかった…けど、あいつの気持ちを無視することもできなかった。」

コマ2:
ふと窓の外を見上げる悠真。空は晴れているが、彼の表情はどこか晴れない。
【悠真(心の声)】
「俺、まだ待っててもいいのかな。」

コマ3:
スマホを手に取るが、結局メッセージ画面を閉じてしまう。
【悠真】
「次は…あいつから来るまで、俺は動かない。」