私が咄嗟に思いついた小説集

時は花魁が大勢いた明治時代

『若紫花魁、今日も綺麗でありんすね』

江戸時代から、昭和33年まで(300年も続いた)という噂の花魁

『そうでありんすか?嬉しゅうございんす』

『若紫花魁〜、見ておくんなし。また薩摩藩の当主がくれたでありんす。これを花魁に使って頂きたいのであげるでありんす』

花魁たちの中だけで使われる廓(くるわ)言葉、今日も沢山飛び交ってるなぁ

私は若紫花魁

容姿は美貌でで教養が兼ね備えれていて、吉原の中でも特に人気の花魁でした

『今日もたくさんのお客さんを相手したんだろ?疲れてるだろうから、お香でも炊いてあげるよ』

『そんな、いいんですか』

彼女の声はか細くふんわりとした声で

すなわち美人ということで、街を歩けば誰もが振り返るという

まぁ、花魁だから、大門への外は行けないんだけどね

毎日たくさんの人達が吉原へ足を運ぶという

多分目当ては若紫

まぁ、分からなくもない