私が咄嗟に思いついた小説集

尾之内視点──

『ふぅ、危なかった。あの子にまさかあんな子が隣にいたなんてね。これはボスに報告だ』

『あ、優太くん。どこのいたの〜?探したんだよ?』

この子は確か

『ゆかのこと置いていくなんてひど〜い』

あ〜、確かそんな名前だったけな

てか自分のこと名前で呼ぶなよ。気色わりー

『ごめんね。御手洗言ってた』

本当はあの女の子の所にいたんだけど、それ言うとしつこそうだな

そんなことを呑気に思っていると

思ったこととは逆の言葉が聞こえてきた

『てか、かなでちゃん居ないね?』

『あれ、ほんとだ。かなでちゃん、すぐ消えるよね』

『まぁいつものことでしょ?』

そんな会話が女子から聞こえてきた

あ〜、なんだ言っても良かったのか

『そういえば、小野町もいないね』

『だれだ?』

あ、心の中で思ったことが口に出てしまった

これだと気になってますって言ってるようなものじゃねえか