私が咄嗟に思いついた小説集

『駿也〜来たよ〜』

『おぉ〜かなで…やっと来た』

私とこいつはただの幼なじみ

恋愛感情なんて持ったことないと思う

『今日はどうした?教室が騒がしくていずらなくなった?』

どうしていつもこいつは私の心の中を読むのだろうか

スゴすぎる

『そうなんだよね、謎の転校生が来たんだよね。それにみんなむらがって質問責めにあってるよ。今頃その転校生は』

私はあまり他人に興味など持たないからこんなに冷たい言い方になってしまうけど

『かなで』

『どーしたの?』

ちゅ

『しゅん…』

『今日の分の忘れてたから、今』

私と駿也はたまに口付けをする

何か握られてるとか

脅されてるとかはない

だけどいつの間にか始まった

私とこいつのルール

『そういえば忘れてた』

『まぁ、口付けは俺の気分だし。覚えてなくてもいいよ』

みんなは知らない駿也のトラウマを

私が空き教室に設置されてるソファに座った頃

空き教室がガラリっと音を立てた

そこにはあの謎の転校生がいた