みなさんは、宇宙恐怖症というのをご存知でしたでしょうか?

私の周りでは、私以外に宇宙が怖いと感じる人が全くいなかったため、「もしかして珍しい恐怖症なのかな?」と感じていました。


私が宇宙恐怖症だと気づいたのは、中学生の時です。


元々、物心ついたときから夜空を見ることや、月を見ることができませんでした。

幼い頃、父親に抱っこされながら月を見ないように小さな腕で必死に目を隠していたのを覚えています。


また、外が暗くなってきたら部屋のカーテンを閉めて電気をつけますよね?


私はカーテンを閉めることも嫌でした。

なぜなら、レースカーテンから月が透けて見えるからです…笑

腕で隠しながら、カーテンを急いで閉めて逃げていました。


その頃は、周りで月を怖がる人が私しかいないと気づいていたので、「頑張って見れるようになりたい…!」と無理やり顔を上げて克服しようとしたこともありました。


そのおかげか、三日月や半月は見れるようになりました笑


そんな幼少期でしたが、小学生になると新たな難関が訪れました。


それは、理科の授業の宿題として出された月の観察です。


どうしてもできる気がしなかった私。先生に相談してみようと考えました。

でも、まだ恐怖症だなんて知らなかったので、「月が怖いので宿題をやりたくないです」なんて、言えるわけありませんでした…泣


もちろん、恐怖の対象である月を自ら探して絵を描くだなんて、私にとっては難関でした。

翌日、提出できずにみんなの前で立たされて怒られました……今思えば、相談してみても良かったなと思います。