檻の外で咲く恋

全部が、繋がる。

潤羽「……最悪」

小さく呟く。

手が、震えていた。

怒りなのか。

恐怖なのか。

分からない。

でも。

ひとつだけ、はっきりしている。

――このままじゃダメだ。

何も言わないお姉ちゃんを、
責める気にはなれなかった。

言えない理由があるんだって、分かるから。

だったら。

潤羽「私が、やるしかない」

はっきりと口に出す。